うるるん＆トゥルルンな美しい髪になりたい！髪に天使の輪を作るケアとは
うるおいやしなやかさ、コシがある髪には、つやつやした光の輪ができます。
天使の頭上にある輪に似ていることから「天使の輪」と呼ばれ、美髪の証とされています。
ですが、頭皮トラブル、ぱさつき、うねりなどがあって、髪に自信が持てない方も多いのではないでしょうか。
天使の輪がある美しい髪を育むには、正しい頭皮＆ヘアケアが大切です。
どんなケアをすればよいかチェックしておきましょう。
天使の輪ができるのはなぜ？
3つの条件がそろうと、天使の輪ができます。
詳しく見ていきましょう。
ストレートヘアである
天使の輪はストレートヘアにできます。
ちなみに、欧米の人と比べて髪の断面が正円の日本人は、光を均一に反射するので髪につやが出やすいのだそうです。
しかし、外的刺激（紫外線、外気の乾燥など）で頭皮トラブルやヘアダメージがあったり、不規則な生活で髪に必要な栄養が不足したりすると、髪のうねりや髪内部の構造の乱れにより光をきれいに反射できません。
髪の表面が整っている
髪の毛の一番外側にあるのがキューティクルです。
キューティクルが整っていると、光を均一に反射できるので天使の輪ができます。
【豆知識】
髪の表面には何枚ものキューティクルが規則正しく、うろこ上に重なっています。
役割は…
・外的刺激から髪を守る
・髪内部の水分やたんぱく質が失われるのを防ぐ
・髪にツヤを出す
ドライヤーの熱、摩擦、カラーやパーマの薬剤などのダメージを受けて壊れたキューティクルは、どんなにアフターケアしても修復できません。
パサツキ、切れ毛、枝毛などを引き起こし、天使の輪とはほど遠い状態になることも…。
髪の内部がしっかりしている
髪の内部構造がしっかりしている＝光を反射するツヤのある髪です。
なお、髪の内部の9割をしめるのがコルテックスで、たんぱく質・脂質・水分でできています。
髪の一番内側にあり、芯のような役割をするのがメデュラ（大部分がたんぱく質で構成）です。
コルテックスやメデュラがダメージを受けると、髪内部がスカスカの空洞になります。
すると、ツヤやコシ、うるおい不足などにより、パサツキや切れ毛などのトラブルが発生して天使の輪ができない状態に…。
天使の輪を目指すヘアケア
天使の輪を作る条件がわかったら、どんなヘアケアをしたら良いかチェックしていきましょう。
美髪は1日にしてならず！と心得て、毎日、ケアを続けてくださいね。
正しいシャンプー法ですこやかな頭皮を作る
美しい髪は、すこやかな頭皮から生えます。
頭皮の環境が乱れていると、うねる・コシ不足・切れる・パサツキがでる…など、生えてくる髪そのものに問題が発生します。
天使の輪を作りたいなら、頭皮環境を整えるのが大前提ですよ。
そのために見直したいのが、シャンプー法です。
意外に適当に洗っている方も多いもの。
正しいシャンプーのやり方を確認しておきましょう。
【正しいシャンプー法】
1.シャンプー前にブラッシング
ほこりなどの汚れを落として、シャンプーの泡立ちを良くします。
2.ぬるま湯で十分に髪を濡らす
3分ほどシャワーをかけながら、指の腹で頭皮を揉むようにするとGOOD。
予洗いで8割程度の汚れが落とせます。
3.シャンプーを手に取り、泡立ててから頭皮につける
原液を頭皮に乗せると、泡立ちが悪くなったり、頭皮に刺激になったりします。
なお、使用する量は、商品説明の通りにしましょう。
シャンプーの量が多いとすすぎ残しの可能性があり、量が少ないと洗い残しがでることも。
かゆみや臭い、フケなどのトラブルにつながります。
4.指の腹で頭皮を洗う
爪を立てず、指の腹でやさしく洗いましょう。
なお、洗うべきは頭皮です。
流れ落ちる泡で、髪の毛は十分洗えますよ。
濡れた髪はダメージを受けやすいので、ゴシゴシこするのはNG。
5.ぬるま湯でしっかりすすぐ
シャンプーの成分が頭皮に残ると、トラブルが起きやすくなります。
3〜5分かけて、しっかりすすぎましょう。
6.髪の水気をきり、トリートメントを塗布
毛先〜髪の半ばの範囲に塗布しましょう。
よく揉み込んだら、手に残った分を頭頂部に塗り拡げます。
7.ぬるま湯でしっかりすすぐ
すすぎ残しによるトラブルを防ぐため、十分に洗い流しましょう。
8.タオルドライする
ドライヤーの時間を短縮するために、必ずタオルドライしましょう。
髪の水気を手できったら、タオルを頭からかけます。指の腹で揉むようにして、頭皮を拭きます。
その後、毛先をタオルでやさしくおさえて、水分を取りましょう。
9.ドライヤーをかける
ドライヤーの熱ダメージよりも、自然乾燥で濡れた髪を放置するダメージのほうが大きくなります。
タオルドライ後は、ドライヤーで手早く髪を乾かしましょう。
髪から30cmほど離してドライヤーをあて、8割ほど乾いたら冷風でキューティクルを引き締めます。
正しいシャンプー法をマスターしても、使用するシャンプーの洗浄力が高すぎたり、刺激になりやすい成分が入っていたりしては台無しに。
穏やかな洗浄力＆頭皮に必要なうるおいはきちんと残すタイプのシャンプーをチョイスしてくださいね。
【すこやか頭皮を目指すあなたにおすすめのシャンプーはコレ！】
「柚子とお米で感じるほのかな和 栃木の柚子 シャンプー」はアミノ酸処方のやさしい洗い上がりです。
同シリーズのトリートメントは、地肌ケアまでできる一品。
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ブラッシングはこまめに！
みなさんが髪の毛をとかすのはいつですか？
朝だけ…と言う方も多いのではないでしょうか。
天使の輪を作りたいなら、こまめにブラッシングするのが○です。
そもそも、ブラッシングの役割は…
・髪の流れを整える
・頭皮から分泌された皮脂を、髪全体に届けてツヤを出す＆髪内部のうるおいを守る
・髪に付着した汚れを落とす
・頭皮を刺激して血液の流れをサポートするので、美しい髪に必要な栄養が届きやすくなる
ブラッシングにはたくさんのメリットがあります。
朝だけでなく、時間をみつけてこまめに髪をとかしてくださいね。
頭皮と肩周りのコリをほぐす
コリは血液の流れを妨げるので、髪に十分な栄養が届きにくくなります。
髪と頭皮のために、胸上を中心にコリをほぐしておきましょう。
頭皮マッサージのやり方は、以下の記事で紹介しています（動画あり）。
シャンプー中にマッサージするのもおすすめです。
https://www.segurora.com/20200817-2/
以下の記事の「マッサージでリンパの流れをサポート」では、肩周りのセルフマッサージを紹介しています。
参考にしてくださいね。
食事と睡眠を見直す
バランスの良い食事と良質な睡眠は、美しい髪だけでなく、美肌づくりや健康のために大切です。
一度、ご自身の生活習慣を見直しておきましょう。
【ツヤツヤ髪のための栄養は？】
・たんぱく質…髪の主成分。肉・魚・乳製品・大豆製品など
・亜鉛…すこやかな髪を育むために必要。牡蠣・ホタテ（生）・さんま・牛肉・卵・カシューナッツ・アーモンドなど
・ビタミン類…毛母細胞の働きをサポート。野菜・果物・肉類など
【良質な睡眠はなぜ必要？】
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、毛母細胞の働きを促したり、血液の流れをスムーズにしたりと、すこやかな体作りを助けます。
とはいえ、忙しい・ストレスを感じるなどの理由で眠れない、眠りが浅いという方もいるのではないでしょうか。
そんなときは、眠る前に、ハーブティや漢方茶をどうぞ。
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毎日のケアで天使の輪は作れる♪
今回ご紹介した対策をはじめても、すぐに天使の輪が叶うわけではありません。
すでに何らかのダメージが髪にある場合、新しく髪が生えるまでは時間がかかります。
ですが、毎日の頑張りは、けっして裏切りません。
今日から天使の輪を作るケアをスタートさせて、周囲の人に「キレイな髪だね」と言われちゃいましょう。
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