話題のシワ改善コスメ!期待できる効果は?使ったほうが若々しさをキープできるって本当?
2017年、美容業界に激震が走りました。
「シワ改善」を叶える化粧品が登場したのです。
それから5年。
シワ改善成分を配合した化粧品が増え、SNSやYOUTUBEでも人気になっています。
ですが、口コミなどでは「シワが消えない」という声も…。
そこで、本記事ではシワ改善コスメにまつわる基本情報を紹介します。
シワ改善コスメについて知りたい!という方は、ぜひご一読ください♪
シワ改善コスメとは
「え、もとからシワ改善化粧品ってあったはず…」という疑問を持った方もいるかも知れません。
実は、シワ改善コスメの登場以前も「乾燥による小ジワを目立たなくする(効能評価試験済み)」といった記載のある化粧品は存在しました。
ですが、これは保湿によりお肌をふっくらさせて小ジワを目立たなくするもので、できてしまったシワを改善する商品ではありませんでした。
そもそも、化粧品の本来の役割は保湿で、美容成分はお肌の表面・表皮の一番上にある角層までしか浸透してはいけないんです。
乾燥による小ジワは目元や口元にできる浅いシワで、角層のうるおい不足が原因。
そのため、通常の化粧品でも効能評価試験をすれば「小ジワを目立たなく」の記載ができたのです。
シワ改善は真皮までアプローチ
シワ改善コスメは加齢や乱れた生活習慣が原因の、深いシワに対応しています。
表皮の下には真皮があり、お肌のハリや弾力を司るコラーゲンやエラスチンなどの成分や、それらの成分を生み出す線維芽細胞が存在。
その真皮にアプローチする有効成分が配合されたのが、シワ改善コスメなんです。
そのため、シワ改善コスメは「医薬部外品(薬用)」になります。
もし、医薬部外品ではないのに「深いシワを改善する」と表記があったら、それは表示違反の怪しい商品なので注意しましょう。
【memo】医薬部外品とは
目的に対して有効成分が一定量配合された商品です。使い続けることでシワ改善の効果がありますが、医薬品のような強さはないので劇的にシワが改善するわけではありません。
そのため、医薬部外品であっても、「シワが消える(消せる)」という記載は表示違反になります。
シワ改善コスメの有効成分
シワ改善の効果があると国に認められた成分は3つです。
どんな働きがあるのかチェックしていきましょう。
ニールワン
シワを改善する有効成分として、日本ではじめて国に承認された成分。
パッケージ等に記載される成分名は「三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸Na」です。
紫外線などにより発生する好中球エラスターゼという酵素が、真皮内の成分を分解してシワを発生することに着目。
ニールワンは好中球エラスターゼを抑制して、シワを改善します。
ポーラが開発した独自成分で、現在もポーラの化粧品にのみ配合されています。
純粋レチノール
資生堂の長年の研究により、シワ改善の効能があるとして承認された有効成分です。
使い続けることで表皮のヒアルロン酸が増えて水分保持力がUP。
さらにお肌もやわらかくなるので、乾燥小ジワや深いシワの改善まで期待できます。
もともとエイジングケア成分として人気のあったレチノール。
ピュアレチノール、パルチミン酸レチノール、酢酸レチノールなどが、エイジングケア化粧品に配合されていますが、シワ改善が認められているのは資生堂の純粋レチノールのみで、やや高価格帯の商品になります。
刺激を感じるケースがあるため、使用開始の際は数日おきに使うのが無難です。
ナイアシンアミド
ビタミンB群の一種で、もともと美白有効成分として承認されていた成分です。
コーセーがシワ改善の有効成分として国の承認をとりました。
真皮内のコラーゲン産生をサポートして、お肌のハリをUPします。
その他、肌荒れを防ぐ・お肌の油分と水分のバランスを整える効果も。
なお、敏感肌でも比較的使いやすい成分で、効果は穏やかと言われています。
コーセーが独占している成分ではないので、2022年現在、多くのメーカーが、ナイアシンアミドを有効成分とする化粧品を販売しています。
低価格〜高価格帯まであるので、ご自身の予算にあわせて選ぶとよいでしょう。
シワ改善コスメは使うべき?
近年、人気沸騰中のシワ改善コスメ。
ここでは、シワ改善コスメの必要性を考えていきましょう。
疑問①効果はすぐに出る?
シワ改善コスメは、使ったらすぐに効果が出るわけではありません。
医薬品でも医療でもないので、数日でシワが消える!といった劇的な効果を期待すると、がっかりしてしまうことも。
実際、口コミでは期待ばかりが先走り、効果を感じないという人も多く見かけます。
およそ2〜3ヶ月ほど使うことで「あれ?なんだかシワが目立たなくなったかも?」と感じる程度であることをおさえておきましょう。
また、使い続けることで、シワがきれいさっぱりなくなるわけでもありません。
くっきり刻まれた深いシワは、シワ改善コスメと合わせて、美容医療が必要なケースも多くなります。
疑問②お肌に負担になる?
成分紹介で触れたとおり、純粋レチノールはお肌に刺激になるケースがあります。
肌荒れ、かゆみ、皮むけがおきる方も。
また、ニールワンでも肌荒れしたという口コミもあります。
敏感肌の方は、低刺激と言われるナイアシンアミドからトライすると良いでしょう。
疑問③長く使うとコストが気になるかも?
効果がすぐ出ないということは、長期的な使用が必要です。
さらに、お肌は日々衰えていきます。
つまり、新しいシワがどうしてもできてしまうということ。
そうなると、一生使い続ける必要も…。
すると、気になるのがコストですよね。
SNSや口コミで人気のシワ改善コスメは高価格帯のアイテムが多く「使い続けるのがキツイ」という声もあります。
購入前に、シワ改善コスメを長く使えるかどうか、自分のお財布としっかり相談しておきましょう。
結論!総合的に判断して使用を決めましょう
シワ改善コスメがはやっているからと飛びつくのではなく、総合的に判断するのがベター。
・ご自身のシワの深さに必要なのは…シワ改善コスメor医療
・予防のために使ってみたいor今のケアで満足
・お肌に負担が少ないなら使いたいor敏感肌だから負担は避けたい
・コスパが悪いならやめたいorまずはプチプラで試してみる
以上のように、自分のお肌や希望、お財布などと相談して購入を決めてくださいね。
シワ改善コスメだけに頼らない!エイジングケアは基本が大切
シワ改善コスメだけで、シワやたるみのお悩みがなくなるわけではありません。
エイジングケアの基本をおさえておきましょう。
エイジングケアの基本は保湿・摩擦レス・紫外線対策
いつまでも若々しいお肌を守るには、次の3つが大前提です。
①保湿
うるおいが保たれると、お肌はキメが整いふっくら、ハリや弾力のある状態に。ご自身のお肌の乾燥状態にあわせて、過不足なく水分と油分を補いましょう。
【おすすめの保湿クリーム】
オールモイスチャライジングクリームは、3つのエモリエント成分、セイヨウミザクラ果実エキス、ユーカリ葉オイルなどを配合した高保湿クリーム。
毎日のスキンケアの最後に使ったり、季節やお肌の乾燥レベルに合わせてちょい足ししたりと、使い方は自由自在。
エイジング世代の方に、特におすすめの商品です。
価格:4,620円(税込)
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※おひとり様1回限り
オールモイスチャライジングクリームは肌荒れや乾燥といったお肌の気になるところへいつでもつけられる、できるだけ低刺激なものでお肌を整えてあげることを第一に考えたクリームです。
女性はもちろん、お子様からご年配の方まで幅広い年齢の方にお使いいただけるよう、成分にも配慮したやさしい基礎化粧品です。
②摩擦レス
洗顔やスキンケアなどでお肌をこすると、真皮がダメージを受けてシワやたるみを引き起こします。
お肌の摩擦を軽減したい方は、オールインワン化粧品でお肌に触れる回数を減らすのも良いでしょう。
セグロラ化粧品でも、オールインワン化粧品をご用意しております。
シンプルケアなのにうるおいが続く、使うごとに肌調子がUPすると好評を頂いている商品です。
価格:3,850円(税込)
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③紫外線対策
肌老化の7〜8割の原因は、紫外線と言われています。
真夏だけでなく、1年を通して紫外線対策を心がけましょう。
+αの対策を取り入れる
スキンケアと合わせて、表情筋トレーニングや体のほぐしケアを取り入れましょう。
詳しくはこちらの記事で紹介しているので、ご一読を。
シワ改善コスメを上手に活用しましょう
シワ改善コスメは、シワやハリ不足に悩む方にとっては希望の光とも言える存在です。
ですが、すでにお伝えしたとおり、シワ改善コスメを使ったらシワがなくなるわけではありません。
シワ改善コスメを使う場合でも、本記事でご紹介した「エイジングケアの基本」はかかせません。
トータルでシワ改善を目指してくださいね。
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