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セグロラ通信

23.03.16

エイジングケアの切り札?幹細胞コスメの魅力・スキンケア効果とは

ここ数年、話題になっている”幹細胞コスメ”をご存知ですか?
なかでもヒト幹細胞コスメは「エイジングケアの最終兵器」と言われるほど。
ですが「え!細胞が入っているの?」「本当に効果があるの?」と感じる方もいることでしょう。
そこで本記事では、幹細胞コスメの基本、スキンケア効果、選び方を紹介します。
参考にしてください。

そもそも幹細胞ってなに?

みなさんは、幹細胞が何かご存知ですか?
「学生時代に習ったかも?」くらいの認識の方も多いはず。
近年、幹細胞は最先端の医療から美容まで、さまざまな分野で研究がすすめられています。

幹細胞の基本の”き”

人間ならば、臓器や骨、お肌、髪の毛などがありますよね。
それらは、お肌の角層細胞、髪の毛を作る毛母細胞など、なんらかの細胞からできています。
お肌や髪の毛など各パーツをつくる○○細胞の大元が幹細胞です。
生き物の幹細胞は大きく2種類あります。

・組織幹細胞…壊れたり、死んでしまったりした特定の細胞を補うため、新しい細胞を再生する
・多能性幹細胞…どのパーツの細胞でも再生できる。ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授のグループが研究したiPS細胞は人工的に作られた多能性幹細胞

少々、話が難しくなりましたが、幹細胞とは生き物(人間・動物・植物)のあらゆるパーツを作り出す大元の細胞だということをおさえておきましょう。

肌の幹細胞を知ろう

さまざまな細胞の大元が幹細胞ということは、お肌にも幹細胞が存在します。
それが表皮幹細胞と真皮幹細胞です。
この2つの幹細胞は、すこやかで若々しいお肌に欠かせない存在なんですよ。

【表皮幹細胞】
お肌の一番上は表皮で、上から順に角層⇒顆粒層(かりゅうそう)⇒有棘層(ゆうきょくそう)⇒基底層の4層構造です。
基底層で生まれた新しい表皮の細胞が姿を変えながら角層細胞に変化するプロセスをターンオーバーといい、その過程で、お肌はうるおいを守る成分セラミドや天然保湿因子を作り出します。
この基底層で生まれる新しい表皮の細胞のもととなるのが「表皮幹細胞」です。


【真皮幹細胞】
表皮の下にある真皮には、肌のハリや弾力を司るコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなどの成分が存在します。
それらの成分を生み出すのが線維芽細胞で、線維芽細胞の大元になるのが「真皮幹細胞」です。


加齢によって表皮の細胞や線維芽細胞は機能が低下したり、細胞の数が減少したりします。
すると…

・ターンオーバーが停滞してお肌の強い乾燥、ごわつき、くすみを引き起こす
・ハリや弾力が衰えて、シワやたるみが目立つようになる

ということは、幹細胞を活性化できればお肌に若々しさが戻ってくるということ。
現在、さまざまな研究が進んでおり、資生堂によると「表皮幹細胞がヒアルロン酸の産生量と関わりがある」こともわかっています。

幹細胞コスメについて

すべての元になる細胞だからこそ、若々しいお肌のキーマンになる幹細胞。
それでは、幹細胞コスメについてチェックしていきましょう。

幹細胞が入っているわけではない

「幹細胞コスメ」と言われていますが、幹細胞そのものが入っているわけではありません。
そもそも、化粧品に細胞が入っていたら、衛生面・安全面で問題です。
また、細胞そのものをお肌に塗っても浸透しないため、美容効果はありません。
パッケージ等に記載された全成分表示を見れば分かる通り、幹細胞コスメに配合されているのは「幹細胞培養エキス(培養液、抽出エキス)」です。

幹細胞コスメはエイジングケアの切り札になるのか?

幹細胞の活性化は若々しいお肌のカギです。
近年、最先端の再生美容を行うクリニックなどではシワやたるみに効果的であるとして、幹細胞を皮下に注入する治療が行われています。
ですが、幹細胞コスメには幹細胞そのものが入っていません。
それでも、エイジングケアできるのかが気になりますよね。

幹細胞培養エキスには、エイジングケアに有用な成分が豊富なので、美容効果が期待できます。
特にヒトの幹細胞が原料となる培養液には、EGF・FGFなどの成長因子をはじめ100種類以上の物質が含まれます。
成長因子はお肌のヒアルロン酸やコラーゲンを増やす効果が期待できるため、成長因子を成分の目玉にするエイジングケア化粧品も登場しているほど。
クリニックの治療ではなく、あくまでスキンケアなので劇的なお肌の変化はありませんが、それでも、幹細胞コスメはエイジングケアに有用と言えるのではないでしょうか。

幹細胞コスメの種類

幹細胞コスメと一口に言っても種類があり、美容効果が異なります。
それぞれチェックしておきましょう。

ヒト幹細胞培養エキス

ヒト由来の幹細胞から抽出したエキスです。
医療や化粧品業界では、脂肪幹細胞、神経幹細胞、線維芽細胞幹細胞などが採用されています。
ヒト幹細胞培養エキスは、成長因子、アミノ酸、ヒアルロン酸、コラーゲン、抗酸化酵素、ビタミンなどが豊富で、エイジングケアやブライトニングケアに有用。

また、お肌の活性化もサポートしてくれます。
私たちの細胞の表面には、レセプターと呼ばれるカギ穴のようなものが存在。
その穴にリガンド(カギ)がはまると細胞が活性化するのですが、ヒト幹細胞培養エキスに含まれる成長因子などがリガンドとして働きます。
そのため、お肌が活性化して、さまざまな肌トラブルの根本からのケアが期待できるんです。


【memo〜安全性は大丈夫?】

ヒト由来ということで「体に害を及ぼすウイルスなどの混入は大丈夫なの?」など、安全性が気になる方も多いことでしょう。
日本では化粧品成分として新規成分を登録する場合、非常に厳格な安全管理基準をクリアしなければなりません。
原料となる幹細胞の管理から成分抽出、化粧品製造までしっかり管理されているので、危険性はないと言われています。


【セグロラ化粧品でもヒト幹細胞培養エキスを採用しています】

アミノ酸系洗浄成分をベースに、厳選した植物エキスと美容成分をたっぷり配合した泡あわクレンジングフォーム。
2022年にリニューアルした際に「ヒト脂肪細胞順化培養エキス」を配合しました。
メイクや皮脂汚れはきちんと落としつつ、お肌のうるおいはしっかり残す洗顔料です。
洗い上がりのうるぷる感を、ぜひ体験してみてください。

価格:4,400円(税込)

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※おひとり様1回限り

植物系洗浄剤にスクワラン、シルク、ヨクイニンなど美肌や保湿に優れた成分を贅沢に加え、毛穴汚れやほうれい線などお顔の気になる部分をやさしく洗います。
洗い上がりはしっとりと吸い付くようなみずみずしく明るいお肌になります。
赤ちゃんの沐浴に、ベビーソープとしてもお使い頂けます。

植物幹細胞培養エキス

4ヶ月腐らない奇跡のりんごと言われるウトビラー・スパトラウバー、モロッコの希少植物で生命の木と言われるアルガンツリー、アルプスに生息するアルペンローゼなど、高地や乾燥地帯などに生息する植物の幹細胞が原料です。
過酷な環境を生き延びる植物には、高い生命力や保水力があり、その培養エキスにも美容成分がたっぷり抽出されます。

なお、植物幹細胞には、ヒト幹細胞のようにレセプターとリガンドは存在しないので、お肌の活性化サポートは期待できません。
しかし、非常に高い抗酸化力と保湿力が魅力。
人間は、呼吸するだけで活性酸素が発生します。
さらに、紫外線、大気の汚れ、ストレスなど、活性酸素が作られる原因は多く存在。
活性酸素は細胞にダメージを与えてお肌の老化を加速させますから、抗酸化力にすぐれた植物幹細胞培養エキスはエイジングケアに有用な成分と言えます。
また、原料が植物ということで、ヒト幹細胞培養エキスよりも低価格なのも魅力。
ヒト由来の原料は抵抗がある、お手頃価格の幹細胞コスメが欲しいという方は、植物幹細胞コスメがおすすめです。

動物幹細胞培養エキス

羊、豚、馬など動物の胎盤から採取された幹細胞が原料です。
ヒトの幹細胞と構造が似ているので、ヒト幹細胞培養エキス同様、お肌の活性化サポートが期待できます。
しかし、肌に塗布した際のアレルギーや拒絶反応、ウイルスの危険性などの安全性には課題が…。
そのため、日本国内で動物幹細胞コスメは流通していません。
なお、美容大国の韓国やアメリカでは販売されています。
個人輸入などで購入を考える方もいるかもしれませんが、安全面を考えるとおすすめできません。

幹細胞コスメはどう選ぶ?

エイジングケアにしっかり効果を感じたいなら、ヒト幹細胞培養エキス配合の化粧品がおすすめです。
お財布にやさしい方が良い、予防的な意味合いで使いたい、幹細胞コスメ初心者という方は、植物幹細胞培養エキス配合のものを選ぶと良いでしょう。
いずれにしても、化粧品である以上、「シワやたるみが消える」ことはありません。
ですが、使い続けてお肌の状態が整えば「昨日よりキレイな私」は目指せますよ。
ぜひ、幹細胞コスメにトライしてみてくださいね。

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