お肌に油分を足しすぎていませんか?お肌が持つ「自ら潤う力」を高めよう
毎日のスキンケア、水分と油分のバランスは取れていますか?
毎日のスキンケア、あなたはどんな工程で行っていますか?
多いのは、洗顔(クレンジング)→化粧水→美容液や乳液、クリーム…といったところでしょうか。
そのスキンケアを毎日続けていて、あなたのお肌は今どうなっていますか?
適度につやがあり、ハリがあり、たるみもなくふっくらしていますか?
それとも、ニキビや乾燥を始めとした肌トラブルが起きていますか?
もしお肌にトラブルがあるなら、それはスキンケアでお肌に油分を入れすぎている可能性があります。
肌トラブルは厄介なものではありますが、普段の工程や使っているアイテムを見直し、よりきれいになるチャンスでもあります。
これを機に、一度毎日何気なく行っているスキンケアを見直してみませんか?
スキンケアに必要なのは基本3つだけ
お肌を健やかに保つためにやるべきことは、以下の3つだけです。
・清潔な状態を保つ
・保湿をする
・紫外線対策をする
美白だピーリングだとあれこれ手を出すよりも、この三本柱を徹底させた方が美肌に近付きます。
この3つができている&生活習慣がきちんとしている人は、女性だろうが男性だろうがきれいです。
逆に、これ以外のことをしている方は…ということになります。
清潔さの保持は洗顔、紫外線対策は一年を通しての日焼け止めの使用でしっかり予防するとして。
保湿に関しては基本化粧水で、逃げていった肌の潤いが戻ってくるまでの間を繋いでくれればOK。
お顔はもともと脂が多い場所なので、外から油分を継ぎ足す必要はそんなにありません。
油分でお肌をフタするより、自身の持つ保湿力を上げて上げるほうがお肌のためになります。
ただ、冬は空気が乾燥していて、いつものケアでは物足りないこともあります。
そんなときは少し油分多めのジェルやクリームを使って下さい。
人間の持つ保湿力とは
人が本来体の機能として持ち合わせている潤いは、
・皮脂
・天然保湿因子(NMF)
・細胞間脂質
によって作られます。
この3つが、皮膚の一番上にある層である角質層で私達のお肌を守ってくれています。
角質層とは?
表皮の一番上の層を「角質層」といいます。
人の皮膚は、表皮と真皮の二層から成り立っています。
角質層は、14~15の層から成り、この下には「顆粒層」「有棘層」「基底層」があります。
表皮は、厚さ約2ミリの非常に薄い膜ですが、多くの層によって成り立っているとても繊細な生体パーツなのです。
皮脂
皮脂腺から分泌された脂肪などを含む液体。
細胞が合成した分泌物を溜めたあと、細胞が壊れることで皮脂腺に皮脂が放出されます。
皮膚の表面に薄い膜のように広がることで、皮膚を保護・保湿しています。
皮脂に含まれる脂肪が皮膚の常在菌によって分解され生じる脂肪酸により、皮膚は弱酸性を保っています。
構成成分
スクワレン
トリグリセリド
モノジグリセリド
ワックス
脂肪酸
コレステリルエステル
コレステロール
他
NMF(天然保湿因子)
フィラグリンと呼ばれるタンパク質が角層に移行したあと、蛋白分解酵素により分解・生成する水溶性のアミノ酸。
NMFの30%はアミノ酸でできています。
基底細胞が有棘細胞→顆粒細胞→角質細胞と正しく変化して行かないと生成されません。
構成成分
アミノ酸
ピロリドンカルボン酸
乳酸塩
尿素
アンモニア
尿酸
グルコサミン
クレアチニン
クエン酸塩
Na.K.Ca.Mg.PO4.Cl
糖
有機酸
ペプチド 他
細胞間脂質
角質細胞のすきまを埋めている脂。
セラミドや遊離脂肪酸からできています。
年齢と共に段々と減っていき、50代では20代時の半分まで減少すると言われています。
細胞間脂質が減るとお肌は刺激を受けやくなるので、普段から減らさないように意識しましょう。
細胞間脂質を増やすには、卵を一日一個食べると良いと言われています。
青魚もおすすめですよ。
構成成分
脂肪酸
コレステリルエステル
コレステロール
セラミド
糖セラミド
お肌につけている油分を見直そう
上記のとおり、お肌にはたくさんの油分が含まれています。
正常であればお肌に備わっているはずのものを、外からたくさん足す必要はないのです。
皮脂が少ないから油分を含んだ基礎化粧品でのケアが必要になってしまうのであって、皮脂がきちんと分泌されていればスキンケアは基本的に化粧水のみで済むのです。
あれこれ基礎化粧品を買い揃えるより、体が自ら保湿してくれる機能を高めていった方が、年齢をたくさん重ねたときの若々しさが違ってきます。
みずから潤う力を高めるには
高級基礎化粧品をたっぷり塗るより、お肌を傷つけないことの方が大切です。
次の事に注意していきましょう。
・冷暖房の調節
室内の湿度が減り、空気が乾燥した状態が続くとお肌も乾燥します。
冷暖房をつけるときには、室内の湿度にも気を配りましょう。
適度な水分補給も忘れずに。
・クレンジングのやりすぎ
メイクをしっかり落とすため、お顔の気になる汚れを取るため…いろんな理由でつい「一生懸命」クレンジングをしてしまいがちですが、摩擦はお肌の大敵。
お顔に触れる時はやさしく赤ちゃんに触れるように、が鉄則です。
・熱いお湯で洗顔をしない
人の持つ潤いは、熱いお湯に触れるとすぐに流れてしまいます。
回復が間に合わないくらいの頻度で熱いお湯を使い続けたら、皮脂やNMFが流されすぎて乾燥肌まっしぐら。
洗顔はぬるめのお湯で!(ボディも同様です)
・ターンオーバーが乱れない生活をする
皮膚の細胞は4~6週間で生まれ変わります。
これをターンオーバーと言います。
ターンオーバーには、
・じゅうぶんな睡眠
・バランスの取れた食事
・適度な運動
・ストレスを溜めない
ことが大切。
日々の食事は、私達の体を作る材料になります。
骨、血、筋肉、髪…体のあらゆるパーツは、食べ物で出来ています。
もちろんお肌だってそうです。
ずっときれいでいる・元気でいるために、バランスの取れた食事を日々心がけていきましょう。
人の持つ「潤う力」を邪魔しない、人体に近い化粧水
APローションは、さっぱりとした使い心地ながらしっかりお肌を潤す、敏感肌の方にもお使いいただける化粧水です。どんな肌質にも馴染むので、混合肌・オイリー肌の方にもおすすめです。
赤ちゃんから大人までどなたでもお使いいただけるよう、人間が本来持っている天然保湿因子(NMF)に欠かせない必須アミノ酸や植物エキスをバランス良く配合しました。
すぐお肌に入り込むので、二度、三度重ね付けしてもさっぱり・しっとりのまま。
スキンケアはもちろん、乾燥が気になる頭皮・肘・かかと、赤ちゃんの身体の保湿にも使えます。
ジェルやAPクリームと混ぜて保湿力を高めるのもおすすめです。
こんなのなかった!オールマイティな化粧水
【お客様のレビュー】
さっぱりとした使用感なのに潤う(20代/女性)
就職してから不規則な生活と疲労やストレスが溜まり、肌荒れがどんどん進んでしまいました。
もともと皮脂が多い肌質なのでTゾーンはテカテカ、マスク生活のおかげで頬はガサガサ、顎にいたってはカサついてるのに脂っぽい。それがますますストレスになりました。
こちらの化粧水を初めて使ったときの感想は「とにかく気持ちがいい!」でした。
あまりの気持ちよさに2度、3度とお肌につけるとどんどん浸透し、さっぱりなのにしっとりと潤っていき、さらに悩みの種だったテカテカ肌も気にならなくなってきました。
スキンケアで油分が必要な時とは
上で「お肌には油分が備わっているので、基本化粧水のみでOK」と言いました。
皮脂分泌量の多いはずの20~30代で、化粧水のみで保湿ができずにお肌がカサカサしていればそれは皮膚科案件です。
しかし、50代や60代でお肌がカサカサしてしまうのはある程度は仕方のないことです。
年齢を重ねれば重ねるほど体の機能は失われます。
水分や油分も失われていきます。
生きていればいるだけ紫外線に晒される時間も長いですし、ストレスなどを感じている時間も長い。
お肌が老化してしまう・衰えてしまうのはある意味一生懸命生きてきた証でもあります。
油分や水分を分泌できなくなってきたそのときには、油分を含んだクリームなどでケアしてあげるのが効果的です。
クリームやジェルクリームで水分も油分も同時に補ってあげましょう。
油分を多く含んだ基礎化粧品は、水分の多い化粧水よりも美容成分を多く配合できるメリットもあります。
年齢的なサインが気になってきたら、ためらわずスキンケアアイテムを切り替えていきましょう。
化粧水だけでは物足りないお肌を補う超保湿アイテム
最後に
皮脂分泌やターンオーバーが正常であれば、スキンケアは化粧水で事足ります。
しかし、生活習慣やストレス、加齢などでお肌の水分・油分のバランスは変わっていきます。
いくつになっても昔と変わらぬ美肌でいるのは理想ではありますが、なかなか難しいもの。
常にお肌に合ったスキンケアができるよう、自分の年齢や生活、お肌の状態をこまめに意識していきましょう。
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