セグロラ化粧品は、1995年に創立しました。
赤ちゃんから大人まで、あらゆる方のお傍に置いて使っていただける「人にやさしい化粧品」を作っています。
「人間は頭のてっぺんから爪先まで一枚の皮でできている」という考えのもと、お顔にも体にも使えるアイテムを提供し、地元那須塩原をはじめ、全国のお客様にご愛顧いただいています。
セグロラでは、「まずは素肌が大切」・「身体が元気でこそ」を大切にしています。素肌に元気や輝きがなければ、せっかくのお化粧だってもったいない。
気になる部分を隠すためにお化粧をしてきれいに見せるより、気になる部分ごと自分のお顔を愛せる方がいい。
そして、お顔がきれいでも、身体に元気がなければ意味がありません。
お顔と身体、どちらも揃って「きれい・元気・笑顔」
それを叶えるため、セグロラ化粧品は皆様のおそばにいたいのです。
代表の想い
私のこと
祖母が民間療法に通じていて、食べ合わせなどにも詳しく、よく注意を受けました。
家の庭には、ドクダミ、クチナシ、サフランなどが植えてあり、具合が悪くても、病院に行かず民間療法で治したんです。
祖母は、風邪をひくと卵酒や葛湯、りんごのすりおろし、ネギ味噌などを作ってくれて、「暖かくして寝て、汗が出ると治るよ」といつも言っていました。
小学生の夏休みの勤労奉仕で、校庭の草むしりから日射病になり、背骨のところに大根おろしを乗せられてとても痛かったのを覚えています。
そんな祖母の影響で、西洋医学よりも東洋医学的な考えが育まれました。
化粧品に対しての思い
私は、子供の頃から「顔は履歴書」と考えていて、顔を見ただけでなんとなくその人がわかってしまうんです。例えば街で偶然出会った方が、
あか抜けて品の良い綺麗なおばあさんだったりすると近づいていって、どのような生き方をしてきたのか聞きたいなぁと思います。
私もこんな歳の取り方がしたい、こんなふうになりたいと思っていました。だからこそ、「化ける化粧」は嫌でした。そして、化粧品というものに5つの負のイメージがありました。
1.化粧品を使えば使うほど素顔で歩けなくなる
2.商品の数が多く、お手入れが大変そう
3.昔の化粧品は高価なものが多かった。「とにかく買わせる」という販売方法が疑問
4.化粧品の匂いがいや
5.デパートの化粧品売り場の、お客様に対するメイクに個性がない
負のイメージがあり、化粧品でお肌の改善ができるとは思えませんでした。
自分自身の体験から
実は、30代になった頃、お肌を傷めました。家業がレンズの研磨業だったので有機溶剤を使っていましたし、
研磨剤の飛沫が顔にかかることもありました。シミの上にシミ、笑わなくても笑いジワ、
手より顔の方が黒い…私のお肌は本当にひどいことになっていました。自分でお肌の3重苦と言っていました。
そしてお肌にハリがなかったので、かなり老けて見えていました。
化粧品の負のイメージを変えるきっかけ
王后化粧品と出会ったんです。中国の楊貴妃の文献にならって作られた漢方の化粧品です。
楊貴妃は漢方を食し、漢方のお風呂に入っていたということを参考にしたのだとか。
知人を通してメーカーの方からいろいろと話を伺い、シンプルイズベストの考えが私の化粧品に対する負のイメージを変えてくれました。それで、代理店契約をしたんです。でも、王后が倒産してしまって……。
王后化粧品の商品のすばらしさがわかっていたので、「もう一度、同じ化粧品を作ってほしい」とメーカーに交渉しましたがどうにもなりませんでした。
ですが、王后の商品を扱った5年間で、さまざまな学びがありました。肌のこと、スキンケア方法、化粧の仕方、体や顔のツボ、気・血・水の流れといった東洋医学的な考えなどです。
ひょんなことから、OEM(化粧品の受託製造)の会社にご縁ができました。社長の真下さんは漢方に通じておられて、私に力を貸してくださったんです。
セグロラ化粧品の誕生
登録商標登録、容器、デザイン、値段などなどわからないことばかりでした。何度も試作をやり直して、さまざまな人に使用感を試してもらいました。
化粧品に使う原料や得られる効果にこだわりがあり、1年がかりで基礎3点(洗顔、化粧水、クリーム)が完成しました。
その後、お客様のリクエストに応える形で、アイテム数を増やしました。どの商品の開発も、最低でも1年以上かかっています。口紅は12年かかりました。
商品誕生後、3ヶ月目でお客様から「王后を超えたね」と伝えられました。ですが、そのときは、はっきり超えたとは言い切れませんでした。しかし、6ヶ月が経つ頃には、私自身も王后を超えたと確信しました。
王后より1/10~1/3の価格におさえていますし、商品は頭のてっぺんからつま先まで使えるのを基本にしました。そして、何より、すこやかでいきいきとしたお肌の美しさを引き出せていると感じたからです。
また、お客様からうれしい体験談が集まりました。化粧品なので「治った」「良くなった」とは言えませんが、「ジェルを塗った瞬間に、肩こりの痛みが消えるとても不思議な感覚を味わった」「冷え症で悩んでいたが、体が温まるようになった」などがあります。
今後の展開
「スキンケアを通して体の状態を整え、すこやかさを保つ化粧品であること」という根っこの部分は変わりません。
皮ふは体の状態を映す鏡ですから、今後もお客様に「肌も体も心も元気になった」と言われる化粧品づくりを続けたいと考えています。
また、「栃木発コスメの販売」「地元・那須塩原に根付いた化粧品ブランド」という点にもこだわっていくつもりです。
おかげさまで2019年には、地元のゆず園とコラボレーションしたシャンプーを開発・販売に至りました。
化粧品を通して、栃木県や那須塩原市の活性化を応援していきます。
さらに、もっと多くのお客様に商品を知ってほしいという想いから、インターネット販売や大手通販サイトでの展開を強化していきます。
あわせて、代理店制度も力を入れたいですね。
地域に根差したていねいなアドバイス、フェイスtoフェイスでお客様に寄り添える代理店を育成したいと考えています。
今後ともセグロラ化粧品をどうぞよろしくお願いいたします。
代表取締役 大島道子